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中小企業とお付き合いをする"税理士"には確固たる理念と覚悟が必要だと思います。
そこで、私、黒川自身が税理士を目指した理由を少しお話しできればと思います。
私の実家は曽祖父(ひいじいちゃん)の時から続く自営業。
私が子供のころ、父が祖父から経営をバトンタッチされました。
事業をどんどん拡大する父。そんな父を見て、私はカッコイイと思っていました。
「将来は、自分が父の後を継ぐ」と、ずっと心に決めていました。
しかし、私が大学進学のため、18歳で北海道から東京に出てきた2カ月後に突然、実家から電話がありました。
「店が潰れた。お前のこれからの生活のことはこれから考える」と。
頭が真っ白になりました。何をどうしていいかわからない。
家族はどうなるのか、自分の将来はどうなるのか・・・
その後、実家に電話し、「こっちは気にしないで。自分でやるから」と言いました。
18歳の私は、急きょ、勤労学生として就職することになりました。
その後、本で税理士という職業を知りました。
私がひかれたのは「中小企業を支援する専門家」というフレーズ。
「中小企業の支援...もし自分が税理士だったら、実家にどんな手助けができていただろう?」と思いました。
漠然としていましたが何だか熱い想いが込み上げてきたこの瞬間。
これが私と税理士という資格との出会いでした。
3年目後、独学で簿記1級に合格。税理士事務所への勤務を始めました。
少しでも、クライアントの役に立てるよう、本当にたくさんのことを勉強しました。
税務はもちろん、会計、法律、経営、金融、マーケティング・・
それに加えて、税理士試験の勉強もしていましたので、20代のときはあまり寝ていません。
その後、無事税理士試験に合格し、独立して税理士事務所をやっています。
下積み時代は死ぬほど大変でしたけど・・・仕事は、充実感にあふれる毎日です。
一生懸命、中小企業をサポートし、早数年。今になって思うのは。
「実家の顧問税理士が、今の自分だったら潰さずに済んでいたかも・・・」ということ。
税理士は中小企業にとって最も身近な専門家です。
ほんの少しのアドバイスの違いが、大きな結果の違いになるものだと実感しています。
だから私たちの事務所は、中小企業にとって、とことん親身な税理士でありたいのです。